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名前の由来や旅行先で見かける地名の謎を解明する

福岡の由来

福岡の地名の由来は、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いで東軍の勝利に貢献した黒田長政筑前国を与えられた際に、新たな城下町として築城した地に由来します。黒田長政は、名島城(現在の福岡市東区)から移転し、新たな城を築城した地「福崎」を、自身の出身地である備前国福岡庄(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)にちなんで「福岡」と名付けました。

また、博多の名称は「続日本紀」(759年)に記された博多大津に由来し、その名前の説としては、地形が鳥が羽を伸ばしたような形から「羽形」が転じて「博多」となった、または船の泊まる潟がなまって「博多」となったなどの説があります。

福岡と博多は、明治時代の市制施行時に「博多市か福岡市か」という大論争がありましたが、最終的には「福岡市」として決定しました。しかし、博多は九州の玄関口としての役割を担い、「博多駅」の名前で知られています。

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