新潟の地名の由来は、中世に干潟にできた港が起源とされています。具体的には、信濃川の河口部にあった三角州に新しく形成された潟湖から、「新しい潟」の意味で「新潟」と名付けられたと考えられています。また、新潟という地名が初めて登場するのは戦国時代で、1568年に書かれた上杉謙信の書状にその名が見えます。この港は信濃川の河口部の三角州にあり、港町として栄えました。
新潟県の名称は、設置時に置かれた県庁のある都市名、つまり新潟市から取られています。新潟市は、中世に開かれた新潟港の港町として発展しました。明治維新を経て、新潟県は現在の形に至っています。
