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名前の由来や旅行先で見かける地名の謎を解明する

色々な土地で見かける"銀座"の由来

"銀座"という地名は、江戸時代に設立された銀貨を鋳造するための役所「銀座役所」に由来しています。1603年、徳川家康駿府(現在の静岡市)にあった銀貨鋳造所を現在の東京都中央区銀座2丁目に移しました。当時の正式な町名は新両替町でしたが、通称として「銀座」と呼ばれるようになりました。

銀座という名前は、その後も商業地として栄え、全国各地に同名の商店街が誕生するほどの地域ブランドとなりました。例えば、東京都内には本家の銀座だけでなく、砂町銀座や谷中銀座などがあり、戸越銀座は駅名にもなっています。これらは、中央区の銀座にあやかって名付けられたものです。

銀座は、江戸時代から続く歴史ある街であり、現在も多くの高級ブランド店や百貨店、文化施設が集まる日本を代表する繁華街の一つとして知られています。また、「銀ぶら」という言葉は、銀座を散策することを意味し、今も銀座の魅力を象徴する言葉として使われています。

銀座